Resources & 3R Revolution(RRR)は、金属資源にまつわる様々な社会的問題に若者として取り組むプロジェクトです。

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レアメタルを取りまく問題
■ issues

~小型家電リサイクルによって資源安定供給を目指す~

資源の偏在問題。何が問題なのかわからないという方もいらっしゃるはずです。ここでは、具体的な例を挙げて、一緒に考えてみたいと思います。
A国は、あるレアメタルの世界生産の半分を占める産地です。ここで採れるレアメタルは携帯電話などに使用され、A国がそのほとんどを、安価で広く世界に供給していました。
あるとき、A国は、レアメタル鉱山の鉱害問題が発生し、レアメタルの生産をやめると言い出しました。すると、そのレアメタルの確保が世界的に難しくなり、今までのように携帯電話を生産することができなくなります。
つまり、ある国に資源が偏って存在していると、その国が資源政策を変更したり、内戦状態になるなどした場合に、世界での資源の生産量が減少し、価格の高騰や安定供給が難しくなるリスクがあります。原料となる資源の安定供給ができなくなると、工場等でも今まで通りの製品生産が難しくなり、日本の「ものづくり」に大きな影響が出ることを意味します。先ほどの例のような極端なことはすぐに起こりませんが、現在、資源の産出国が、環境の保護や、自国の利益の増大のために、資源開発に規制を強化する傾向にあります。
したがって、資源の少ない日本では、すでに使用されている製品のリサイクルによって、原料を安定に確保していく必要があります。そのために、リサイクルの技術開発と同時に、製品を回収するシステムを確立することが重要です。当企画では、リサイクルのシステムづくりを通じて、環境への貢献だけでなく、資源安定供給にも貢献し、日本の「ものづくり」を支えます。
ご参考:レアメタル生産上位国の世界生産量に占める割合(2005年)